同窓会員各位、また、この長岡技術科学大学同窓会システムを訪れていただいた皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
同窓会会長としてひとことご挨拶をさせていただきます。
長岡技術科学大学同窓会は昭和57年に創設され、30年の歴史を重ねてきました。同窓会では会の発足以来、会則第２章第4条に揚げられている通り、「会員相互の連絡、親睦及び啓発を図り、併せて長岡技術科学大学の発展充実に寄与すること」を目的として活動しています。具体的には、卒業生名簿データの管理や母校に対する各種助成などを行っています。今後もそれらの活動を続けるとともに、同窓会組織のより一層の活性化をはかるために、様々な活動を進めているところです。
さて、私は、昭和63年3月、電子機器工学専攻第７期修了です。私の学生時代といえば、八井研でのハードながらも楽しかった研究生活。辛い時ほど笑う、実戦空手道部。正座を続け、立てなくなるまで稽古した茶道部。クラ連の役員としての活動。技大祭実行委員･･･と、課外活動が並び過ぎですか。研究も課外活動も、「思い出」という言葉でくくることができない、全てが今の私の血肉となっています。
皆さんは様々な地域、様々な分野で活躍されていることでしょう。そして、学生時代と比べればどんな仕事もキツくない。と、今、感じていませんか？私は、常々そう感じています。私をこのように鍛えてくれた母校に、縁あって関わることができたすべての方々に、とてもとても感謝しています。
母校の教育研究の基本理念「VOS」は他の大学にはない、素晴らしい精神であると思います。今後の後輩たちも、この精神を骨身にしみるほどに身につけて飛躍してほしいと願っています。また、何か困難にぶつかったときには手助けができるような、同窓会員相互のつながりを大切にした同窓会活動をしていきたいと思っています。
末筆ですが、皆様のますますのご活躍とご健勝を心からお祈り申し上げ、会長挨拶とさせていただきます。